最近、ため池の相談が続けて寄せられています。
写真は、児島稗田町です。↓
今は池の水位を少し下げているのですが、余水吐の高さで接しているのり面が約1mほど深くえぐられています。のり面は民有地です。手前左側もえぐられていたのですが、こちらは宅地となっているので所有者が土のうを詰めて応急処置をとっています。
次の写真は、児島小川です。↓
こちらは、同様に堤(市の管理)の部分がえぐられています。
最後の写真は、児島阿津の池です。↓
最後は、このように上部の陥没につながるのです。堤で道路となっていますので、通行止めと池の水を抜くなどの応急処置はとってもらいましたが、いずれにしても改修が必要です。
未改修のため池がどのくらいあるのか、調べてみることにしています。
現在、特に児島では水田として耕作するところが減少し、そのことがため池改修を遅らせる理由にさせられている感もあります。
ため池は本来灌漑用なのですが、ところによっては周辺の宅地開発によって、否応がなしにその中にのみ込まれていくところも見られます。これはあってはならないことで、監督庁のしっかりとした指導監督がなされなければなりません。
ため池問題はトータルに考えていく課題と、個々の対応をしっかりやる。両面からの取組が重要だと思っています。
ご助言ありがとうございます。頑張ります。
投稿情報: 末田正彦 | 2006年4 月 4日 (火) 21:44
ため池問題は、いまのような気象の中では緊急切実な課題です。是非現場主義で取り組んでください。
投稿情報: TK | 2006年4 月 4日 (火) 20:19