妻の父が、5月20日、77歳でこの世をあとにしました。頑固だったけれど、本当に家族思いのお父さんでした。私の父と同い年だったこともあり、まだまだ亡くなるのには早いし、やり切れないつらい思いです。
私が最初に会ったのは、今から26年前の大学3年生の時でした。どこの馬の骨ともわからない者を暖かく迎えてくれたのを、今でもよく覚えています。そして、そのときに見事な霜降りの鯨の刺身をふるまってくれたんです。
父は、長崎県諫早市で鯨の加工・卸業を営なみ、誰にも負けないおいしい鯨を提供する。自分の仕事に誇りを持っていました。
その父が亡くなりました。
こちらではあまり馴染みはないのですが、長崎では昔から正月の縁起物として、百尋(鯨の腸のゆで物)を食べて、長寿と健康を祈ります。
栗本様、ありがとうございます。
2年前の市議会議員補欠選挙の告示日、出陣式に父が来てくれました。それまで、日本共産党に入党していたことを告げてはいませんでしたが、妻との生活ぶりを見ていてくれていたのでしょう。認めてくれていたんだと、本当に嬉しかったです。思いだします。
父には、これからの二人のがんばりで答えていきたいと思っています。
投稿情報: 末田正彦 | 2006年5 月26日 (金) 19:44
お父さんを亡くされてさぞかし気を落とされていることでしょう。心からお悔やみ申しあげます。奥様によろしく。
投稿情報: 栗 本 泰 治 | 2006年5 月26日 (金) 18:05