保健福祉委員会では次の事項について審議がおこなわれました。
1.審査事項
請願34号「ふじ園通所者の利用料減免、倉敷市心身障害者(児)施設通所者交通費給付制度の継続及びふじ園の指定管理者の公募対象施設からの除外を求めることについて」
請願の趣旨については、理解されているのですが、ふじ園の通所者に限るような表現になっているために、他の施設との整合性の問題、また法律の改正もおこなわれることになっているので、それらのこともふまえて、もう一度委員長から請願者の方へ、その旨を伝える。次回委員会への継続審査ということになりました。
2.報告事項
(1)保育所入所実施状況(平成19年4月1日入所分)
2月28日現在の入所実施状況が報告されました。申し込みに対して57人の方が入所決定にいたっていません。公立保育園の民間委託をすすめている倉敷市。現在の入所率は101.6%です。
(2)倉敷市障害福祉計画(案)について
障害者のみなさんの地域生活への移行に向けた目標値の設定がありましたが、施設整備など受け入れ態勢の目標が明記されていない、また、しっかりと実態を反映させた計画に、など多くの意見が出されました。
(3)入院時の高額療養費の支給方法の変更について
法の改正により、4月1日より、70歳未満の国民健康保険加入者が、入院により多額の費用がかかった場合、事前の申請による「限度額適用認定証」を医療機関の窓口で提示すれば、自己限度額以上の医療費を窓口で払わなくてもいいことになります。
これまでは、いったん窓口で払って、後で還付請求をして戻してもらう方法でしたが、現物給付となります。しかし、世帯主が国保保険料を滞納していないことが条件になっており、問題ですが、特別の事情があると認められる場合に、認定は行われますので遠慮なく相談しましょう。
(4)後期高齢者医療制度の創設(平成20年4月)
岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員15人の中に、わが党の田辺昭夫議員が選ばれています。
(5)「食育推進計画」策定体制等について
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