環境に優しい安全なまちづくりのために...住宅の太陽光発電に積極的な支援を
環境に優しいまちづくりの一環として、太陽光発電は、発電に際して環境汚染物質の排出がないクリーンな発電システムと言われ、本市においても積極的に、設置を促進してゆく計画とのことです。
本市には、「住宅用太陽光発電システム設置費補助制度」があり、昨年度は292件の申請が、今年度も9月13日現在で122件の補助申請があったと聞いています。市民のみなさんの関心の高さがうかがえます。
しかしながら、この補助制度は今年度から補助額が1Kw当たり15,000円、最大60,000円に半減されました。工事費は下がってきたとはいえ、まだまだ工事費はかさみます。市当局はより多くの人に利用してもらうため、補助単価を下げて補助件数を増やしたとのことですが、それでは本末転倒です。
個人でおこなえる地球環境を守る取り組みに対して、補助額を元に戻すことも含めて積極的な支援を行うことを求めますが、当局のお考えをお示し下さい。
【答弁】(三木市民環境局参与) 倉敷市地域総合エネルギービジョン」に基づき、太陽光発電の普及を進めている。普及については、現在実施している自然エネルギー教室などの啓発事業をはじめ、より効果的な啓発活動を実施したい。
補助金の単価については、今後の太陽光発電の普及の推移や、普及促進への効果を充分に検証しながら、検討したい。
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補助金総額を拡げることなく、補助制度利用者数を増やすことだけが目標になっているため、必然的に補助単価が下がることになる。利用者数の達成が第五次総合計画後期基本計画の目標になっているためだ。これではいけない。
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