奈良市の奈良県新公会堂を会場に、19~20日の二日間にわたって開かれた、第6回市町村議会議員研修会(主催:自治体研究者)に参加しました。
一日目は全体会で、鶴田廣己関西大学商学部教授による記念講演で始まりました。
鶴田先生は、『地方分権改革と道州制』と題して講演され、その中で、道州制の目的は、国のかたちを「小さいが強権的な中央政府」と「小さい、低福祉の地方政府」の最悪の組み合わせに変える「究極の構造改革」である。と指摘されました。
この考えと対極にあるのが、スウェーデンなど北欧福祉国家に共通して見られる、地方政府による高水準の福祉サービス支出として現れた福祉国家としての形成・発展。
コメント