芸文館会議室を会場に行われた倉敷民主商工会婦人部主催による「税金滞納問題学習会」に参加しました。
講師としてお招きした税理士の角谷啓一先生(横浜市在住)が、昨今の滞納整理行政の特徴をはじめ、徴税分野における納税者の権利などについて詳しく話してくださいました。
租税徴収制度は、基本規定として憲法31条「何人も、法律の定めによる手続きによらなければ、その生命もしくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない」、さらに租税法律主義、応能負担原則など憲法上の適正な手続きに基づき実施されなければならない。しかし現実は、こうした理念を無視した強権的な滞納整理行政が行われている。
納税者の側からの税務行政への鋭い指摘がなされました。
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