総務委員会で、倉敷市発注の下水管埋設工事をめぐる談合問題に関しての報告がありました。それは、談合罪に問われた関係者の刑が確定したことにともなう市の対応で、
①談合による損害賠償金請求(5社に対し、計約4,200万円)
②追加も含めて建設工事指名停止22社
③指名停止により、入札参加可能業者の減少による入札参加資格要件の変更
の3件です。
私は、報道によると判決では、暴力団との関係も取りざたされている中、この事件の原因を何と見ているのか、何故こういうことが起こるのか、市の認識と原因究明、今後の再発防止策をたて報告することこそ肝心ではないか、と質しました。
当局は、これまでは捜査を見守ってきたが、判決も確定し、今後は関係企業を呼び出すことも含めて調査を行い、再発防止対策も検討していく、と答えました。
私は、一部企業は来年3月2日で指名停止が解ける、すばやい対処を、とさらに求めたところです。
市民の貴重な税金の使われ方が、こうした形で歪められてはなりません。
総務委員会資料(PDF940KB)
> 暴力団との関係も取りざたされている
「流れに棹差す」対応が求められていると思います。
厳しく対応しなければ、岡山市から流れ込むでしょう。
倉敷市には、社会的影響にも目を向けた施策をお願いします。
「岡山市は、市中心部の繁華街で、用心棒代を受け取った暴力団だけでなく、支払った業者にも刑事罰を科す暴力団排除の条例を定める方針」
用心棒代、払った側も罰則 岡山市が条例検討 - 山陽新聞地域ニュース
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011111521392983
「本来は、船頭が流れに逆らわずに水棹を差し操ること。また、社会や周囲の動きに合わせて上手に世の中を渡ること、時流に乗ることの意。ところが「棹差す」とあるので、誤って、世の中の流れ、時流に逆らう意で用いられることがある。」
流れに棹差す とは - コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%81%AB%E6%A3%B9%E5%B7%AE%E3%81%99
投稿情報: 名無し | 2011年11 月22日 (火) 07:04