Ⅷ.平和問題について
1.倉敷市の戦争遺跡の保存、活用について
本市には、亀島山地下工場など戦争遺跡が多数存在している。この戦争遺跡から、戦争を体験していない人たちも当時の様子を知ることができ、また、悲惨な戦争の教訓を今に伝えてくれる平和教育の生きた教材ともなっている。
今、貴重な戦争遺跡の保存と活用を求める声が広がり、昨年11月には、幅広い市民からなる亀島山地下工場を保存する会が設立された。本年8月には第17回戦争遺跡保存全国シンポジウムの倉敷での開催が決まり、準備が進められている。
今後の戦争遺跡の保存、活用についての基本的な姿勢を問う。
▼総務局長(橋本篤男) 砲台や防空ごうなどの建造物を戦争遺跡、また戦争体験者の記憶として語られるものを戦争関連事跡として、現在、計24カ所を確認し、戦争遺跡マップの作成や立て看板の設置、石碑を建立することで広く市民に知らせている。
また、平和な社会をつくっていくためには、将来にわたって戦争の悲惨さを語り継ぎ、平和の尊さを市民とともに考えていくことが重要であるため、本市では、広島平和のバス、長崎平和大使、戦災のきろく展、平和の鐘、アンネ・フランクの旅、原爆被爆体験者からの講話などの事業を実施し、平和意識の普及啓発に積極的に取り組んでいる。さらに、亀島山地下工場の内部の映像を収録したDVDを平和学習の教材として活用してもらうため、市内の小・中学校図書館などにも配付している。
戦争遺跡の保存、活用については、戦後68年が経過し、建造物の風化が進み、維持することが困難な場合もある。今後も、現実的に取り組める方法により、引き続き戦争遺跡を後世に伝え、平和啓発に活用してまいりたい。
七誌様
平和事業の予算、決算は次のとおりです。
予算ベースでH25(355万円)、H24(370万円)。
以下は決算です。H23(458万円、この年は、亀島山DVD作成費198万円を含む)、H22(271万円)、H21(336万円)、H20(353万円)、H19(389万円)
投稿情報: 末田正彦 | 2013年4 月 2日 (火) 18:54
> 本市では、広島平和のバス、長崎平和大使、戦災のきろく展、平和の鐘、アンネ・フランクの旅、原爆被爆体験者からの講話などの事業を実施し、平和意識の普及啓発に積極的に取り組んでいる。
予算が減らされていませんでしたか?
投稿情報: 七誌 | 2013年4 月 1日 (月) 02:06