今こそいのちと地域を守る地方自治を！
－安かったらええんか 自治体の仕事
25～27日にかけて大阪で開催された、第50回自治体学校に行ってきました。この学校には全国から2000人近い方が参加されました。
写真は、第1日目の全体会での元滋賀大学学長宮本憲一氏による記念講演です。
「自治体学校の到達点に立って、維持可能な未来社会をつくろう」
続いて、京都大学経済学研究科教授で自治体問題研究所理事長の岡田知弘氏による基調講演。
「激動の世界と日本の地方自治」
続いて、各地の取り組み、3本のリレートークがおこなわれました。
①住民と友に地域医療を考える（愛媛県宇和島市職員労働組合執行委員長 若藤美鈴氏）
②自治をゆたかに－吹田市政研がめざすもの（大阪府吹田市政研実行委員会事務局長 有田八郎氏）
③集落を基礎とした地域再生と自律の村づくり（長野県阿智村長 岡庭一雄氏）
↑甲南大学名誉教授熊沢誠先生の講演「格差社会とニッポンの労働と人権」
岡山市三木記念ホールで、第32回憲法記念日岡山県民のつどいが開かれ、参加しました。
↑岡山合唱団のオープニング
↑おなじみの松元ヒロさんによるライブ「上目遣いに世相斬り」
メーデースローガン
『働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう』
第79回倉敷地域メーデー集会が、倉敷川河川敷にて、20団体420名の参加で開かれ、
「なくせ！貧困と格差、働くルールの確立、労働時間短縮で雇用の拡大を」
「ストップ！改憲、海外で戦争する国づくり。米軍基地の再編・強化反対」
「許すな！増税・医療改悪。安心して暮らせる国民本位の政治実現」
声、高々に叫びました。
私は、日本共産党を代表して連帯の挨拶をおくり、後期高齢者医療制度のスタート、ガソリン税の暫定税率復活の強行など、国民の声を全く無視した自民・公明の悪政は、ご退場願おう、と訴えました。
↑プラカード展：ともぞうじいさんも怒っています
↑揃いのジャンパーでデモ行進する年金者組合のみなさん
↑いつも元気いっぱい、新日本婦人の会のみなさん
↑理事会挨拶を行う杉山信義理事長
今日は倉敷医療生協総代会を前にしての、児島ブロック組合員集会に参加しました。
２００７年度の活動が報告され、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める運動など、２００８年度の運動方針が提案されました。
私も、昨年12月議会で、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願が不採択になった審議の様子などを報告し、この制度の中止・撤回のため、ともに頑張る決意を申し上げました。
午後からは、玉島での2月議会報告会で、この議会での成果と問題点について報告しました。
↑連帯の挨拶を述べる東つよしさん
午後二時から、後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める市民集会（倉敷社保協主催）が倉敷市民会館会議室で開かれました。
田辺昭夫市議より制度の説明があり、「この制度は中止・廃止するしかない」との思いが、参加者の一致した気持ちとして、さらに強まったのではないでしょうか。
午前中は、地域の訪問活動でしたが、ここでも後期高齢者医療制度への怒りの声がよせられました。
↑講演する尾林芳匡弁護士（八王子合同法律事務所）
自治体問題研究所主催の公開講座が岡山市勤労福祉センターで行われ参加しました。
尾林芳匡弁護士が”公共サービスを守る政策・運動の視点”と題して講演。公務労組連絡会事務局次長の熊谷守朗氏が特別報告”公務員「構造改革」と公務・公共労働者”を行いました。
倉敷市は指定管理者制度、ＰＦＩ、官民競争入札など公務の民営化の「先進地」です。公共サービスとは何か？これを守るためにどうするのか？住民のための自治体づくりの政策と運動の視点は？しっかり学ぶことができました。2月議会の論戦に生かしていきたいと思います。
3日目全体会は、弁護士で生活保護問題対策全国会議代表幹事である尾藤廣喜氏が「生活保護の現場から見た現代の貧困と自治体の責務」と題して特別講演を行いました。
自殺、餓死事件など悲惨な事件を生みだした北九州市の生活保護行政の現場。そこから見えてくる国、自治体の貧しい社会保障のあり方を鋭く問いただしました。
スウェーデンのエステルスンドの社会保障の取り組みを聞くと、貧困の克服に対する我が国の取り組みが如何に貧しいものか、怒りを覚えます。
政治を大本から変えなければならない、その思いを強くする特別講演でした。
午後からは、12年間で空き店舗80軒、既存店120軒の計200店舗をリニューアルし、商店街を蘇らせた、黒壁の街－長浜町商店街を視察しました。再興の中心を担ったＮＰＯ「まちづくり役場」理事長山崎弘子氏より、話をうかがいました。
児島市民交流センター事業でのＰＦＩ導入が企てられているときでもあり、「自治体民営化の検証と改革課題」の分科会に出席しました。
城塚建之弁護士の基調報告では、構造改革の柱としての「小さな政府」からくる公務の市場化の問題点、市場化を許さない闘いの方向性が語られ、その後各地の自治体から6本の実践報告がおこなわれました。
↑オープニングの「守山琵琶湖よし笛アンサンブル」による琵琶湖よし笛演奏
”脱格差＝公平・公正の自治体政策への転換のために”をメインテーマに、大津市の滋賀県立県民交流センター「ピアザ淡海」を会場に3日間開催されました。
1日目の全体会では、横浜市立大学教授中西新太郎氏が、「格差社会の何が問題か－自治体構造改革に触れながら」の記念講演で、貧困と格差の拡大をもたらした新自由主義構造改革の害悪の告発と、構造改革克服の方向性・展望が、
また、特別企画「軽トラ町長 自律へのまちづくりへの挑戦」では、滋賀県日野町長藤澤直広氏が滋賀大学准教授只友景士氏と対談形式で、日野町における地域共同体の再生を中心としたまちづくりが語られました。
いずれも、これからの地方自治の方向性が示された話で勉強させられました。
↑市議選必勝の決意を述べる私
くらしき健康福祉プラザにおいて、日本共産党と倉敷・早島後援会共催の「新春のつどい」が開かれました。
衆議院比例中国ブロックでの中林よし子さんの議席奪還と、来春の倉敷市議選5人必勝の決意を固めあいました。
追伸
この3日間、自宅の無線LANはおろか有線まで不具合発生で、インターネットに接続できずにいました。悪戦苦闘の末、何とか接続でき、久々の書き込みです。
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