3日目全体会は、弁護士で生活保護問題対策全国会議代表幹事である尾藤廣喜氏が「生活保護の現場から見た現代の貧困と自治体の責務」と題して特別講演を行いました。
自殺、餓死事件など悲惨な事件を生みだした北九州市の生活保護行政の現場。そこから見えてくる国、自治体の貧しい社会保障のあり方を鋭く問いただしました。
スウェーデンのエステルスンドの社会保障の取り組みを聞くと、貧困の克服に対する我が国の取り組みが如何に貧しいものか、怒りを覚えます。
政治を大本から変えなければならない、その思いを強くする特別講演でした。
午後からは、12年間で空き店舗80軒、既存店120軒の計200店舗をリニューアルし、商店街を蘇らせた、黒壁の街-長浜町商店街を視察しました。再興の中心を担ったNPO「まちづくり役場」理事長山崎弘子氏より、話をうかがいました。
北九州市の所長を提訴中です。
「全生連」
投稿情報: 芝宮忠美 | 2008年2 月14日 (木) 20:40