日本共産党倉敷市議会議員団を代表して議案に対する討論を行いました。
つぎのように切り出しました。
『今議会をつうじて、わが市議団が明らかにしてきたことは「官から民へ」の問題です。市場化テスト「官民競争入札制度」が公を何処に導くのか。PFI手法によるガス化溶融炉に見られる安全性を後方に追いやる問題。耐震強度偽装事件にあらわれた「官」の検査体制の弱体化。指定管理者制度には情報公開が欠落していること。「官から民へ」は労働者をより低賃金に追い込み、地域経済を混乱に導くことなどを指摘してきました。
ここにはすべて市場原理が働き、民間の利益優先が貫かれているということです。地方自治体の仕事は住民の福祉の増進に努める。これが本旨であります。この見地から、今回提案の議案に対して討論を行いたいと思います。』
本日採決に付された議案は予算案19件、条例案33件を含む97件でありました。
税金のムダ使いを許さず、市民の暮らしを守る、平和を守る立場から各議案に対して望んでいます。
予算案6件、条例案6件、事件案3件について反対をしました。また、市民の皆さんの切実な思いのつまった請願4件について委員会で不採択にされたものに対し、不採択には反対であり、採択するべきであるとの態度を示しました。
↓反対討論の全文を掲載しますので、ご一読下さい。
末田正彦討論全文(PDF33.4KB)
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