『輝け憲法!格差社会から公共性と共同の再生へ』
7月28日から30日までの3日間、名古屋に全国から1600人が集まりました。
第1日目(28日)は全体会です。『憲法と21世紀日本の針路』をテーマに3人の先生が記念講演を行いました。
○憲法の輝く日本めざして
小林 武愛知大学法科大学院教授
○地方分権論の視角と視角 ~いま、私達が護るべきもの、挑むべきもの~
白藤博行専修大学法学部教授
○改憲型構造改革と国民生活
二宮厚美神戸大学発達科学部教授
小林 武先生の講演の中で、憲法9条第2項改変の危険な中身が具体的に語られた。
政府は、「自衛隊が既に存在しているのだから、憲法上もその存在にあわせて軍として、明確に位置づければればいいではないか」こう言った論調で軍を明記しようとしている。
しかし、憲法上に軍隊を明記することは、ただ単に自衛隊を軍にするだけにとどまらない、国民を戦争へと動員していく体制がつくられていくことであると明言された。それは、
①戦争法規(徴兵制、先制布告を誰がおこなうのか、戦争捕虜の取り扱い等)が一気に整備される。
②国民に国防義務が課せられる。
③社会の中に、軍事の必要性が広がっていく(教育の分野に持ち込まれていく、等)
憲法9条第2項を改変することは、日本全体、国民を戦争へと向かわせることにほかなりません。
日本を戦争をする国にしてはなりません。憲法を守るためにまず声を、そして自分のできることから行動をおこそうではありませんか。
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