↑捕獲され運搬車に積みこまれるナルトビエイ。下関の飼料会社に引き取られ、鶏の飼料原料として利用されるそうです。
「近年、ナルトビエイが増えてきて、網が破れたりして困っている。貝も食べてるようだ。何とかならないものだろうか」、漁業者のみなさんから声が寄せられていました。赤坂てる子県議が先の2月定例県議会でこの問題を取り上げました。この度、赤坂県議と一緒に、駆除と飼料や食材として活用実績のあるナルトビエイ対策の先進地、山口県山陽小野田市へ 行ってきました。現地では、共産党の藤本県議、山田市議が同行してくださいました。
港で県と市、漁師の方からお話をお聞きしましたが、この間、毎年大量の捕獲がおこなわれているにもかかわらず、数が全く減っていない、という説明には驚きました。
また、山田市議は漁業を取り巻く実態として、「充分な予算が無いため、詳しい調査もままならず、漁師は一斉駆除のわずかばかりの収入を得るだけで、あとはほんの少しの漁獲と、漁業ではない潜水土木で収入を得るしかない」と話されました。
現場を見たあとは、漁協でナルトビエイの「燻製」を試食させていただきました。商品・食材として、流通に乗せることができるところまで来ているそうです。
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