↑2004年10月20日大きな被害を出した台風23号(児島小川7丁目付近小田川の氾濫)
台風一過、よい天気となりました。
この地域では幸い被害の発生がなく、事無きをえましたが、被害にあわれた地域の方々には心からお見舞いを申し上げます。
さて、児島支所では早い時間から「注意体制」に入り、児島支所長をはじめ職員の皆さんが支所に待機し、緊急の事態に備えていました。7月のゲリラ豪雨で排水ポンプの不調、小規模ながけ崩れ、床下浸水といった被害が出ていましたので、教訓を生かさなければなりません。
私も夜半過ぎまで児島支所に待機していたのですが、その間職員の皆さんとざっくばらんに話しをすることも出来ました。
倉敷市の地域防災計画の中も触れられていますが、防災体制(災害対策本部の設置など)と一時避難所及び避難所の開設の関係、あるいは自主避難への対応の問題などです。
”安全な時期に安全に避難する”ということを第一に考えてみると、この対応で安全に事が運ぶのかというと少々疑問を感じます。
昨日も、児島支所管内で一人暮らしの高齢者から自主避難の申し出があったとお聞きしました。その際避難所は開設されていませんでしたので、支所の利用をお伝えしたようです。
大きな災害に至らない場合でも、現場においてはきめ細やかな対応が求められますので、防災対策は現場の声を反映させ常に見直しをすすめていく、この姿勢が大切ではないでしょうか。
朝まで、警戒にあたられた職員の皆さん、また、地域で警戒にあたられた消防団の皆さん、お疲れさまでした。
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