児島市民交流センターは、図書館、公民館、働く婦人の家、勤労青少年ホーム、労働会館の5つの施設を集約し複合施設として建設され、昨年10月開館しました。
私は、この計画が出された時から危惧していたことがありました。それは、各施設の機能が失われはしないのか、ということです。たびたび、議会で問題にしてきました。
平成19年9月議会で、「各施設はそれぞれ異なった役割を持ち、地域に根差して活動している。利用目的が違うものを集めて、利便性が向上するというのは、短絡的ではないのか。それぞれの利用目的に沿って、充実させていくことこそ必要」と質問しました。
当局は、「各施設の機能を集約し、一体化施設として整備することにより、市民サービスの向上につながる」と答弁。
平成20年9月議会では、特に公民館について、「コミュニティー機能が強調されるあまり、カルチャーセンター、コミュニティーセンターなどの類似施設との見分けがつきにくくなるのではないか、本来の公民館の役割が発揮できるのか」と質しました。
当局は、「児島市民交流センターは、図書館、公民館、文化センター(当時は計画に含まれていた)、働く婦人の家、勤労青少年ホーム、労働会館の施設機能を基本的に残す」と答えていました。
ところがどうでしょうか、各施設の機能は残っているでしょうか。働く婦人の家、勤労青少年ホーム、労働会館にいたっては、条例も廃止あるいは削除され、実態も全く失われてしまいました。公民館についても、機能は著しく低下しているように思えます。当時の指摘が、残念ながら現実のものとなりました。
倉敷市のいう、「施設機能を基本的に残す」とは、いったいどういうことなのでしょうか。
> 市政報告で解説なさったのだと思いますが、申し訳ありません、承知していなくて。
マルクスが迷惑した「ハンサードの半官報的議事速記録」みたいな省略が行われていたらできないでしょうが、「倉敷市議会会議録閲覧・検索」( http://www.gijiroku.net/city.kurashiki/ )から引けたら、貼り付けて頂けると助かります。
投稿情報: 名無し | 2012年1 月20日 (金) 12:15
議会に議題が提案された経緯はどういうものだったのでしょうか。
(市政報告で解説なさったのだと思いますが、申し訳ありません、承知していなくて。)
でも、答弁としては、「図書館、公民館、働く婦人の家、勤労青少年ホーム、労働会館、文化センター(当時は計画に含まれていた)」の機能を残す、ということだったのですね?
働く人々が集まったり、交流したりすることは、基本的に保証されるべき重要なことです。
今回の結果は、それらの縮小を見越していた、と考えるべきですね。
つまり、その機能をなくしたり縮小する、という意図が元からあった、と考えるべきでしょうね。
倉敷市は、「ウソ」をついた可能性が大ですね。
行政の役割は、その地で働く人々(今風に言えば、99%の人々)の暮らしを支えることであって、
とりわけ、<働く婦人の家、勤労青少年ホーム、労働会館>などは、大変重要な役割を持つものですね。
名無し氏の言う通りです。
よく確認して粘り強く、議会での答弁を実現するべきことを倉敷市に認めさせてください。
こんな市政を進める責任者として、市長は失格ですね。
投稿情報: 白井浩子 | 2012年1 月19日 (木) 23:18
「児島市民交流センター」の「管理者」は、「倉敷市」から、どんな運営を要請されているのでしょうか。
その協定書や仕様書などは公表されているのでしょうか。
そこに「各施設の機能」の発揮が盛り込まれていなかったら、「倉敷市」は約束を守らなかった。
足りない機能を補ってもらって、約束を守ってもらいましょう。
投稿情報: 名無し | 2012年1 月19日 (木) 13:08