市議団で倉敷市消防局に出向きました。
水島コンビナートで今年にはいって事故が多発しています。昨年は1年間で8件だった事故が、今年は4月の時点で、すでに10件を数えています。事故原因は何だったのか、再発防止策はどうなっているのか、説明を受けました。
消防局長は主な原因として、3点あげられた。
①経年劣化がすすんでいる。
②作業マニュアルはあるが、設計思想に対する再教育・見直しがなされていない。
③2007年問題も含め、技術の伝承がなされていないのではないか。
いずれも重大な問題です。危険物の集積地である水島コンビナート。市民生活と共存していくためにも、コンビナート全体を指導・監督していく行政の側の体制作り、何よりも企業の側の安全に対する真摯な取り組みが必要だと強く感じます。
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